暗い話。
おばあちゃんが8日に息を引き取りました。享年71歳。満69歳。
私はその日、午前中は学校にいて、17:30からのバイトのために実家のほうへ戻っていきました。
途中で前を走っていた車がスリップして縁石に衝突したり、トンネルの出口で車が二台スリップして壁や歩道に突っ込みたての場面に出くわしたりして雪道の恐ろしさを改めて認識させられました。
いつもは新しくできた道を通っていたんですが、そちらの道は急坂+S字カーブという難所があるので、その日は古いほうの道でゆっくりめに走行。古いほうの道はおばあちゃんが入所していた介護センターに立ち寄れるようになっていて、普段ならおばあちゃん元気かななんて考えながらも通り過ぎてしまうところを、その日は今日寄ったほうがいい気がすると思いお見舞いへ。前におかんがおばあちゃんの具合が最近よくないって言っていたのと、そのときおかんと一緒にお見舞いに来たときはちょうどお風呂の時間で会えずじまいだったので久しぶりに顔だけでも見ていくかと思っただけ。時間があまりなかったので急ぎ気味に部屋へ。途中でセンターの人におばあちゃんが午前中お風呂に入った後に吐いていたことを教えてもらう。ベッドの上のおばあちゃんはいつもよりも目が開いてなくて以前きたときよりもまた一回り小さく見えた。今までは静かだった呼吸が荒れていて喉がごろごろしているようだった。その時は吐いたせいだと思った。バイト中におかんが突然きておばあちゃんの容態が悪いから抜けれたら早めにきてと言い去って行った。その時点で嫌な方向に考えが向かう。思わず涙目情けない。あがらせてもらって介護センターへ。着いたときにはもうおばあちゃんは冷たくなってきていた。死因は不明、おそらく脳梗塞の再発。死の瞬間には身内は立ち会えなかった。3時間前までは生きていて暖かかったおばあちゃんの口は開いたまま。叔父が泣いているのを初めて見たかもしれない。母は気丈だった。村の人たちがきてくれた。センターの人たちがおばあちゃんをきれいにしてくれた。とってもきれいな顔だった。今日葬儀だったけれど、今日締め切りのレポート提出するために会が終わって食事に移ったところで抜けてきた。ごめんねおばあちゃん。