前から気になっていた「夜は短し 歩けよ乙女」を読みました。
CDで言うところのジャケ買いをしたんですが、活字離れしている私にも取っつきやすい文体でさくさく読み進められました。
帯に、ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR 2007の「総合」「小説」「萌えた本」部門で1位と書いてあって、萌えた本てどういうことだと思ったんですが、今なら言えます。萌えた。
私の萌え要因としては、黒髪の乙女の天然マイペースっぷりと先輩の妄想と言い訳が大きいですが、自称天狗の空飛ぶ樋口さんも人気がありそうです。
気になることが一つ。装画*1のイメージを思い浮べながら読んでいたんですが、先輩が眼鏡をかけているという記述があったかが思い出せません。しかし先輩には眼鏡シャツの出で立ちであってほしい・・・・。

*1:アジカンのジャケットを書いている中村佑介さんのイラスト